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執筆者の写真さいか 〇

エゴと戦う僕たち。 #ダルカラねむのき

こんな状況でも、舞台を観てほしいなと思ってしまう。


けれど、コロナ怖いよね。いやだよ、こわいよ。

とっても怖い。どこでかかるかもわからない。

コロナかかってさ、大事な誰かに感染させてしまったら。

重症化させてしまったら。考えることは沢山あってさ、もう大変。


そうじゃなくてもね、コロナ禍でみんな生活苦しいでしょ?

しんどい人は本当にしんどいと思うの、生きていくために新しい仕事を始めた人も沢山いるよね。始められない人もいるよね。


地方からいつも舞台を観に来てくれていた人たちもさ、観に来られないよね。

そんな皆様には配信をご用意しているけれども、地方だって財政大変だよ。


そうなるとさ、舞台誘うの心苦しいのよ。すんごい。

でもでもだって。観てほしいよ。ダルカラ。

自分をすり減らして、すり減らした分こころを豊かにして、僕たちは稽古をする。

本番をする。


今回。

短編集みたいで、群像劇みたいで、それでいて一本の芯が通っていて面白い。

毎日一本、谷さんは新作短編を仕上げてくるから「日刊・谷賢一」なんて稽古場で言われている。しかしその「日刊・谷賢一」こと「丘の上、ねむのき産婦人科」は本当に面白い。


それぞれの夫婦、恋人同士の悩みを実際の取材を元に繊細に、劇的且つ日常的に描いているから面白いなんて言っていいのかわからない。多分、この舞台を観て傷つく人もいると思う。でも誰も傷つけない表現物なんてこの世にはない。だからこそ、私たちは向き合い続けるしかない。劇場には本当に【色んな】物を背負っている方がいらっしゃって、隣の席に当事者が座るかもしれない。客席で泣いているあの人は、舞台上の役と同じ境遇、あるいはそれ以上かもしれない。


僕らがあなたのその気持ちをね、一心に背負えるかなんてわからないけれど、もし辛い気持ちとか、悲しい気持ち、やるせない気持ち、どうしようもない苛立ち、悔しい気持ちがあったら、背負うから。背負わせてください。そして私が精一杯演じます。寄り添います。それはとても危うい事で烏滸がましい事ではあるのだけれど、私にできることと言ったらそれくらいしかない。演じること。誰かの代わりに、この世界に発してほしい言葉を役に乗せて世界に、誰かに届けるよ。


↓東京公演の予約ページはこちらです↓


↓大阪公演の予約ページはこちらです↓


これは僕のエゴとの闘い。

観に来てほしいvs無理しないでほしい

ファイッ!!


追伸。

私ね、12人6組のペア、全部当たったんですよ!

すごくない?組み合わせ知らされてなかったんだけれど全部当てたの。公式的にはさ、誰とペアだって内緒にするべきなのかな?なんかさ、思いのほかみんな分かりやすくツイートしてない?あれ?ど、どっちなんだろ。内緒の方が楽しみになるかなって思って私は「この方とペアだよ!」って書かないでおいたけれど、何組か分かって、何組かはわからない方がむずむずして面白いかな?私はお客様が楽しく、この舞台を心待ちにしてくだされば、そして健康でいてくだされば、なんでも嬉しいです。ちなみに、私のペアの方はね、とてもね、面白い。キャストを見たときに「絶対私はこの人とだ!」と思ったの。そういうインスピレーションとかもね、大事にして生きていこう。頑張るので皆様も、舞台、楽しみにしていてくださいね。

顔合わせの時の写真。この時よりみんなと良い意味で仲良くなれたらいいね。






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